絶望を希望に変えるヒント
2012年09月27日

介護関係の業界団体のイベントで司会をさせていただきました。
記念講演に諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんが登場。
貴重なお話を聞くことができました。
震災被災地、チェルノブイリなどの放射能汚染地、紛争地域などなど、厳しい命の現場で活動する
鎌田さんの言葉。
どうにも救いようのないような状況なのに、なにか希望の光が見える。
「相手の身になる」鎌田さんの発想や行動が、小さな笑顔の種をまく。
鎌田さんの周りには、絶望を希望に変える力を持っている人たちが集まってくる
数々の過酷な状況のなかで、奇跡のような命のきらめきを体験されたからこそ信じられる人間の力。
生命力。
ハードワークを強いられる介護従事者の聴衆を前に、
プロフェッショナルな観察眼と行動力をもってすれば、死に向かう命、絶望する人生を変えることもできるし、救える命もあるんだと、穏やかに、確信を持って語られる言葉が、胸に響きました。
人間って、命って、すごい。
今日も感動がいっぱいの良い時間をいただきました。
miwa