伝統芸能の舞台裏
2015年11月30日

北野文芸座で行われた、舞踊公演で場内アナウンスを担当しました。
名門音羽屋さんが来るとのことで、チケットは完売、さすがです。
舞台袖から菊五郎さんを3メートル、菊之助さんを5メートルの至近距離で拝見しました。
なんでしょうねぇ、あの上品さ。匂いたつ色気。たった1人で観客の心を掴んでしまうんですから。
興味深いのは花形役者さんばかりではありません。
日本の古典芸能のバックステージを見るのは初めてでしたが、裏方さんの職人っぷりがすごい!
また、お唄や三味線のお師匠さんと、それを支えるお弟子さんの姿も…師匠の動きに先回りする、師匠の要望に即座に答える、果たして私はこんなに目端を効かせて仕事しているかしら…圧巻でした。
また、着物の人、作務衣の人、黒衣さんも、どなたも服装もパリッとしていてスキがなく、美しい。
こういう清々しい仕事ぶりが伝統芸能を支えているのだなぁ。
私達日本人、もっとこういうところを意識しなくちゃいけないなーって思いました。
とりあえず、普段から姿勢よくすること!
今回も良い経験をさせてもらいました。
miwa